数学は何のために勉強するの?
大人になって忘れても困らないのになぜ?
大人になってから方程式とか関数なんて使わないでしょ?なのになぜ勉強するの?
数学を教えていると、よく聞かれる疑問です。特に、その生徒にとって難しい問題を解いているときなどに、聞かれます。
あなたなら、なんと答えますか?
教師のぶつかる永遠のテーマといえるかもしれません。
どこかで、面白い説明をみかけました。
「数学は、確かに、大人になって忘れても困らないことが多い。
しかし、物事を論理的に考える訓練になる。
たとえば料理人になるのだって、論理的思考は必要であるので、その部分を訓練するのに役立つ」
かなりうろおぼえですが、こんな説明だった気がします。
数学は確かに、そういう部分があると思います。
公式とか細かいことは、大人になると大抵使わないので、忘れてしまいます。
しかし、そういう、公式など細かいことにのっとって問題をといていくことで、脳の、「ルールにあてはめて仕事していく」みたいな部分は、鍛えられるのではないかなと感じています。
しかし、私自身も、「なぜ数学を勉強するの?」ときかれると、はっきりこたえられないのです。
なぜかというと、私自身が、そういう疑問をもったことがないからです。子供のころから、数学は、私にとって常に、「やらなきゃいけないもの」ではなく、「楽しいもの」だったのです。
だから、はっきり答えられないので、上に述べたような話をなんとなーくして、その場をごまかすような感じになります。
なにかいい説明はないもんですかね。
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